10万円から始める! 小型株集中投資1億円
- 前書き
- 著者について
- 「手元資金10万円」から、資産1億円を築くまでのロードマップ
- 1年以内に株価3倍以上になる株の共通点
- 個人投資家が3倍株をみつけるためのステップ!
- 小型株でホームランを狙おう
- あなたの身近にお宝情報がある
前書き
今日はAmazonで最近、評判がいい株の本『10万円から始める! 小型株集中投資1億円』について、私が気になった部分を書いていきたいと思います。
著者について
著者の遠藤洋さんは、大学卒業後、ベンチャー企業に入社するも、投資で得た資金をもとに独立。本質的な価値を見極め「1年に何に株価3倍以上になる小型株」へ集中投資するスタイルで、最大年間利回り+600%、1銘柄の最大投資益+1200%など、1銘柄でも億単位のリターンを達成。これまで1200以上の個人投資家を指導し「勝てる投資家」を数多く輩出しているということです。
「手元資金10万円」から、資産1億円を築くまでのロードマップ
資産10万円~100万円
1銘柄に集中投資する。
1銘柄を集中して追って値動きに慣れ、その銘柄のクセをつかむ。
結果的にマイナス10%~20%で損切りしても、身銭を切って実際に投資する過程で、さまざまな学びがある。
このステージでの小型株集中投資は、”練習試合”。目先の小さな損益にとらわれず、どんどんチャレンジすることが大切。そうやって投資経験を増やして、しっかりと学びを得るようにすることがこのステージで大切なこと。
資産100万円~1000万円
引き続きマイナス10%~20%で損切りしつつも、あきらめずに投資を続けることが大切。
このステージでも、投資先は基本1銘柄、多くても3銘柄まで!
資産1000万円~3000万円
投資先はやはり多くても3銘柄まで。
もしものときのために余剰資金を備えておく。余剰資金の目安は1~2割。
資産3000万円~1億円
保有株は多くても5銘柄まで。
このステージで大事なのは「資産を減らさないこと」。
いい銘柄がみつからなかったり、買うタイミングではないと思ったりしたら、無理に投資をしないことも立派な投資判断。
「守りの投資」という考え方もとり入れていく必要のあるステージなので、余剰資金はしっかり確保しておく。
余剰資金の目安は全資産額の2~3割程度。
資産1億円超~
「自分にとっての幸せとはなにか?」をしっかりと考えてみることが大切になる。
1年以内に株価3倍以上になる株の共通点
全部にチェックが入る銘柄は稀だが、より多くのチェックが入るほど急成長するポテンシャルが高いといえる。
上場して5年以内の会社
上場して日が浅いほうが、その資金を活用して事業を拡大する「伸びしろ」が大きい。
逆に、上場してから5年以内に業績も株価も伸ばせない会社は、その後も伸びない可能性が高い。
時価総額が小さい(300億円以下)
時価総額は、小さいほうが伸びしろがあるから大きなリターンを狙うなら投資対象として有望。
創業社長が現役
サラリーマン社長よりも創業社長のほうがカリスマ性をともなったスピード感のある経営判断を下せるので、より急成長する可能性が高い。
社長や経営幹部が大株主
現役の創業社長が筆頭株主である場合、社長にとって株価を上げることが自分の資産を増やすことに直結するので、株価上昇を強く意識した経営が展開される。
高学歴の新卒社員がいる
高学歴で優秀な新卒が入るベンチャー企業は、その後、3~5年でほぼ例外なく業績が伸びている。
社員の平均年齢が若い
平均年齢が若いということは、よいことばかりではないが、最先端のテクノロジーやトレンドを柔軟にキャッチアップし、迅速に商品・サービス化していくには、優秀な若手が多いほうが有利である。
みんなが欲しいと思う商品を提供している
これまでみすごしていた”身近な投資情報”をキャッチできるようになることが、勝てる投資家になる第一歩である。そのためにはあなたの「消費者目線」が役立つ。
「自分ならこの商品・サービスにお金を払うだろうか?」という消費者目線で自問自答することは、シンプルながらも投資判断の本質的な問いかけになる。
トレンドに敏感な消費者であることが、投資で大きなリターンを得る近道でもある。
株価チャートが上昇トレンド
「出来高」をともなって株価が上がりはじめたタイミングがベスト。
個人投資家が3倍株をみつけるためのステップ!
身近で流行っている(これから流行りそうな)商品は?
↓
その商品は自分が欲しいと思う?
家族や友達にすすめられる?
↓
その商品を提供している会社は上場している?
↓
その会社のビジネスを人に説明できる
↓
その商品で会社の売り上げが50%以上増えそう?
↓
3年以内に利益が2倍以上になりそう?
↓
競合他社と比べて株価は高すぎない?
↓
株価チャートは上昇トレンド
↓
1日の出来高は1億円以上ある?
小型株でホームランを狙おう
どうやって「テンバガー」をみつけたのか
ネットの情報もいいが、一方でアナログの書店での情報収集をしておくこともおすすめする。
株式投資では日ごろから消費者感覚を研ぎ澄ませ、世の中の動きにアンテナを立てておくことが大切。
世の中の時流を知るという点では、投資・マネーコーナーにある本や雑誌より、『日経トレンディ』(日経BP)のような情報誌のほうが役立つことが多い。
人気のある商品・サービスのトレンドが消費者目線で載っているため、投資先の貴重なヒントを得ることが多い。
消費者に注目されていたり、これから注目度が高まりそうな商品・サービスの情報を、より上流でキャッチできる。
投資をした後は1日5分で保有銘柄をウォッチ
- ビジネスにトラブルは生じていない?
- 経営方針の変更はない?
- 経営陣が自社株を売っていない?
- 想定していた売上高や純利益は達成できそう?
1日1回株価をチェックして、株価に大きな変動があったときには、その原因を調べるために新しいニュースがないかをチェックしたりする。
あなたの身近にお宝情報がある
身のまわりの情報を投資につなげる方法
日ごろの生活にこそ有望な投資先の情報が潜んでいる。
貴重な情報が目の前を日々通り過ぎているのだが、ほとんどの人はそれに気づかない。
それに気づいた人だけが有望な投資情報をキャッチし、大きなリターンを得るチャンスをつかむ。
最近よく広告をみかけるようになった商品・サービスを提供している会社は、業績も株価も伸びていく可能性が高い。
みかけた広告を投資につなげる方法
投資を検討するタイミングとしては、広告が広がりはじめた段階が理想的。「最近、この広告よくみかけるようになったな」とおもいはじめたら要チェック!
身近な人の話を投資につなげる方法
身近な人のリアルな声を拾うことで、貴重な投資情報をキャッチすることもできる。
人がお金を使うということは、少なくともその商品・サービスに「お金を使う価値がある」と感じたはずです。そこを何気ない雑談から探ってみる。
雑談の中で自分とは違う消費者感覚を教えてもらうことは、新たな投資機会の気づきとなる!
自分の仕事を投資につなげる方法
業界内では常識であっても、一般の投資家は意外と知らないことだったりすると、こうした情報格差があるところに、大きな投資のチャンスがある。
Twitterの情報を投資につなげる方法
Twitterの使い方としておすすめなのは、特定の投資家の投資情報や相場観よりも、「最近なにが流行っているのか?」というトレンド情報(事実)を得ること。
日ごろのニュースを投資につなげる方法
法改正のニュース:
法律や社会のルールが変わるときには、投資チャンスが生まれる。
ニュースをキャッチしたときには、「これによって有利になる業界は何か?」と連想してみる。
裁判のニュース:
裁判所(とくに最高裁)の判決も、内容によっては株価に大きな変化をもたらす。
”大きく報道される”ニュース
大事件というわけではないにしても、”大きく報道される”ことからは、なにかしら投資機会が生まれる可能性が高い。